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截金の人間国宝 西出大三の造形美

全般

2013/06/19 Wed
この「つくもおとめ」の像をご覧ください。

木彫截金彩色「つくもおとめ」

なんと涼やかで美しく、それでいて強い意志を感じさせる立ち姿とお顔でしょう。

加賀市美術館で現在催されている「特集陳列 生誕100年 截金(きりかね)<※1>の人間国宝 西出大三」展。

展示されているこの像を見た時、その截金の見事さはもちろんですが、造形の美しさに強く惹かれました。

福井県にある足羽川に架かる九十九橋の人柱となったという乙女の伝説は、よほど西出大三氏の創作意欲を掻き立てのか、自らその乙女の子孫宅まで取材に行っているそうです。
橋げたを表すという岩塊から、すっと伸びた体と凛としたお顔だち。

人間国宝に認定されている截金師は3名とのことですが、その中でも截金での装飾だけでなく造形も一から手掛けるのは西出氏だけとの事です。

異国情緒あふれる初期の作品「壺を持つ女」。一見、截金はどこに?と思いますが、
壺を持つ女

目を凝らすと像の衣の襟や裾に截金が施してあります。(写真ではわからないですね、すみません)。
学芸員の方のお話では、衣のひだの部分の造りが仏像のそれととてもよく似ているとの事です。

こちらは、さきほどの「つくもおとめ」の型紙と図案。

つくもおとめ 型紙と図案

このように綿密に計算してから造形に移るというやり方は、まさに仏像を作成する時と同じだそうです。

学生時代、奈良や京都でたくさんの仏像を見て回り<※2>、その後仏像彫刻の修復技術も学んだ西出氏。
そういえば、「つくもおとめ」のお顔もどことなく仏様のお顔を思い出させます。

つくもおとめ 半身

今回は美術館所蔵品のみならず、個人の方が所有されている初期の頃に作られた香合など数々の貴重な作品を鑑賞できます。

展示会は7月15日(月祝)までとなっています。常設展に含まれます。是非、ご覧になってみてください。(M)

~加賀市美術館 常設展「特集陳列 生誕100年 截金の人間国宝 西出大三」~
平成25年6月7日(金)~7月15日(月祝)
火曜日定休日 10:00~18:00まで
大人 300円

西出大三・・ 石川県江沼郡橋立村(現在の石川県加賀市橋立町)に生まれる。父は北前船主11代西出孫左衛門の実弟。
自ら造った木彫に岩絵具で彩色し、金・銀・プラチナ箔で截金を施すという独自の作風を作り上げた。(作品目録、西出大三 略歴より抜粋)

※1截金・・仏像・仏画の衣や装身具を飾る。金箔・銀箔・プラチナ箔を数枚焼き合わせ細く直線状に切ったものを、筆と接着剤を用いて貼る事により文様を表現する。
※2・・・西出氏は学生時代、研修で訪れた浄瑠璃寺で木造吉祥天立像の復元模刻を見て、台座の截金部分が再現できずに金泥で描いた、という事実を聞いた事で截金に興味を持った。

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