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宿場町の面影が漂う 動橋を歩く【前編】

モデルコース

2011/11/06 Sun
藩政時代、北陸街道の宿場町として栄えた加賀市動橋町。
旧街道沿いには歴史ある造り酒屋、間口の広い構えの家々が並んでおり、
その歴史に育まれた独自の文化・伝統が今も息づいています。

そんな魅力溢れる「動橋」をほんの一部ですが、
3回に分けてご紹介したいと思います。

今回は、創業250年を超える老舗蔵元「橋本酒造」さんをご紹介します。
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「橋本酒造」を営む橋本家は平清盛の孫にあたる平忠盛の曽孫宗貞の家系で、
藩政時代には、大聖寺藩から十村役として扶持を受け苗字御免を得ていた名家です。
現在は、10代目・重右衛門を襲名した佳幸氏が当主になっています。

その「橋本酒造」さんでは、お酒の販売だけでなく、
「大日盛酒蔵資料館」として、昔ながらの酒造用具や、
先代がコレクションした古文書などが数多く展示されています。

中に入ってすぐ、大きな樽がありますが、
これも昔、使用していたものを公開しています。
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蒸米や、醪(もろみ)などを作るときに使用されたもので、
現在では、ほとんど見ることができない貴重な酒造用具だそうです。

こちらは、江戸、明治に使われていた「とっくり」です。
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当時は、この「とっくり」でお酒を販売していたらしく、
「一一六」という表記は、どのお客様に売ったのか見分けるための番号で、
掛売したものを盆や暮に一括して集金したそうです。
まだ貨幣が浸透していなかったからこその先人の知恵が息づいています。
他にも、ここでしか見ることができないであろう昔ながらの酒造用具がたくさんあります。


また「橋本酒造」さん、イチ押しの銘柄をお聞きしたところ、
純米大吟醸「十代目」を勧められました。
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2000年に、佳幸氏が代がわりをした際に、
先代が造られた「大日盛」に続くブランド銘柄を、ということで誕生しました。
評判は上々で、新しい酒にふさわしい飲み方、楽しみ方の提案も評価を受けています。

純米大吟醸「十代目」に限らず、「橋本酒造」さんのお酒は、玄人から飲みごたえがあると評判。
その理由は、伝統的な加賀の酒造りを守り、熟成した古酒を中心に製造することにこだわっているから。
熟成された古酒は、アルコール分子と水の分子が混ざり合いなじむことにより、まるく、しっかりとした
味わいになるそうです。

今からの時期だと、カニや甘エビ、寒ブリなどの相性もよく美味しくいただけます。
ぜひ一度、ご賞味いただきたい加賀の地酒です。

動橋には「橋本酒造」さん以外にも、魅力あふれる観光スポットが点在しています。「橋本酒造」さんも含めた動橋散策マップをつくってみましたので、このブログをみて興味をもたれた方は、ぜひご活用ください。(N)

◆【PDFマップ】宿場町の面影が漂う 動橋を歩く
画像をクリックすると、マップをダウンロードできます!
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2階では、先代がコレクションした古文書などが数多く展示。

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昔ながらの酒造用具も展示されています。

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試飲コーナー。4,5種類の利き酒を無料で楽しめます。

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九谷焼作家 北村隆氏による華麗な36枚の天井絵。

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