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「筒描と九谷焼」展

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2012/03/01 Thu
石川県九谷焼美術館では2月25日(土)~5月6日(日)まで企画展「筒描と九谷焼」展が
開催されています。

「筒描と九谷焼」展1

展示室に入ると、ひと際目を引くこちらの筒描。
とても鮮やかで躍動感があり見る者の心を引きつけます。

「筒描と九谷焼」展2

筒描とは、筒状の袋に入った糊を布面に絞りだして染物を白抜きにする染色技法の事で
いつしかその技法を用いて作られた染織物そのものが「筒描」と呼ばれるようになった
そうです。

↓の画像、右端に映っている筒状のものに糊を入れてホイップクリームを絞るように
 使われていたそうです。
 (と、無知な私にもわかるよう現代風に教えてくれるM学芸員)

「筒描と九谷焼」展3

でもなぜ九谷焼美術館で染織物の展示?と不思議に思うかもしれません。
(実際私もなぜ??と疑問でした。)
実はこの染織物の筒描と色絵磁器の九谷焼は一見すると何の関わりもない美術工芸品ですが、
筒描と九谷焼の間には、いくつか注目すべき関連性があるとM学芸員は言います。

まずはハレの場で使われるという「用途」。
筒描は婚礼や出産、祭礼などで家族や町、村の幸福を願って発注された特別なもの。
そして九谷焼も婚礼や新年の宴会などに親類縁者や知人を招く際に「おもてなしの器」として
用いられてきたという類似点。

さらに、用途にふさわしいデザインである「めでたき意匠」も、両者は非常に似たものが多く
見られるという点。

「筒描と九谷焼」展4
(赤絵金彩牡丹獅子図深鉢 (石川県九谷焼美術館蔵))

例えばこちら↑の九谷焼の絵にご注目ください。
キリッと睨みをきかせて、今にも器から飛び出してきそうなこの獅子と美しい牡丹。

「筒描と九谷焼」展5
(筒描「五三桐紋 獅子牡丹」(個人蔵))

そして筒描に描かれた獅子と牡丹。
どうですか??
似ていますよね?

前期(2/25~3/25)、中期(3/27~4/15)、後期(4/17~5/6)の3回に分けて展示品は入れ替わります。
ぜひ、九谷焼美術館へ足を運んで実物を見比べてみてください。(Y)

■企画展 「筒描と九谷焼」展 ~藍と五彩に込められた めでたき意匠~
 会期:平成24年2月25日(土)~5月6日(日)【月曜休館、祝日は開館】

■記念講演 -入場無料-
 日時:平成24年3月3日(土)13時30分~15時
 開場:2階ホール
 講師:遠谷茂氏(筒描研究家)
 お問い合わせ:0761-72-7466

「贈る器」展

また、九谷焼美術館2階にある茶房古九谷ギャラリーでは4月18日(木)まで企画展「贈る器」が
開催されています。
普段は加賀市在住作家の作品を中心に展示していますが、今回の企画展では石川県内在住
作家の作品展となっております。

■企画展 「贈る器」県内在住作家の作品展
 会期:平成24年2月24日(金)~4月18日(水)

■来福御礼茶会 ありがとう福文さん
 御菓子司「福文」閉店につき、さろんど九谷、今日までの感謝をこめて「福文」のお菓子を
 つかい、福さん、来会者共々お茶を供します。
 日時:平成24年3月4日(日) 13時30分~15時
 場所:2階ホール
 会費:500円 要予約
 申し込み・お問い合わせ:茶房古九谷 0761-72-6366

【石川県九谷焼美術館】
 ■入館料 大人500円、高校生以下無料
 ■営業時間 9:00~17:00(16:30までの入館)
 ■休館日 月曜日(祝日は開館)
 ■住所 石川県加賀市大聖寺
 ■電話 (0761)72-7466

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